matadogasukunのブログ

浪人、寮日記。河合塾マタドガス寮。

vol30.親への感謝~浪人に対する偏見~

前回に続いて浪人話を。今回は浪人に関して言われている常識を覆したいと思います🌋
それは「浪人はつらい」というものです。僕は一年勉強する上でポジティブに過ごすことを心掛けて生活しました。「浪人の闇」というような言葉もありますがこれも闇にするか光にするかは個人の責任です。つらく生活するか楽しく生活するかを自分次第で変えられるならばきっと後者のほうが体にいいです。元気に楽しく過ごしてください🍲

 

浪人する上で心折れそうになる時もあると思います。そんな時は振り返って下さい。現役の時頑張ったけどダメだったこと。そして今浪人していること。塾に行く場合、親は一年余分にお金を出しています。現役で受かっていれば浮くはずのお金です。僕の場合寮にも入らせてもらっていたのでなおさら親への恩返しのために必ず受かってみせると常に心に決めていました。
それ以外にも自分に期待してくれる先輩や後輩、友達、そして親戚などを思い浮かべるとやる気が出ます。是非自分の恵まれた環境を噛みしめてみんなのためにも志望校に合格してください。第一志望の合格しか選択肢はない。そう思えるほどまで🐗

 

10月ごろになって「これで受からなくても親への感謝を覚えた」、「精神力が鍛えられたよね」と早くに自己満足している人もいました。慰め合うように互いに甘い言葉をかけて。無意味です。そんな言葉は受験が終わってから、または直前期の精神安定に使ってください。新年迎えるかなり前に第一志望を諦め、自分は良くやったと誉める行為はこのあとの惰性しか生み出しません。親へ感謝するならしっかりと受かってみせろ。これが一番の感謝の示し方だと思いますね🐤

 

「浪人は良い経験だ」と浪人経験者は言います。これは現役で受からなかった自分に対する言い訳だと思っていました。浪人が良い経験がどうかははじめから決まっていません。それならば終わった後に自分一年頑張ったなと思えるように良い経験を作っていく、という考えで一年を過ごしてください。そしていつしか後輩に「浪人は良い経験だ」と満を持して伝えてください。良い経験になるか悪い経験になるかはあなた次第です。そんな気合いで日々過ごせたら良いことあるんじゃないでしょうか🐙